副業・脱サラWEBライター講座 ~スタートから独立までの具体的なステップ~

副業から無理なくWEBライティングを始めるための具体的なステップを公開中です。

【6コマ目】高確率で採用される提案文の書き方(ランサーズ編)


副業・脱サラWEBライター講座にアクセスいただきありがとうございます。

WEBライター/認定ランサーの堀内忍です。

 

6コマ目となる今回は、

 

「ランサーズで高確率で採用される提案文の書き方」

 

について解説します。

 

なお、今回初めてこの講座にアクセスされた方は、

1コマ目の内容から順番にお読みいただくのがおすすめです。

 

WEBライティングを始めるための具体的なステップが分かります。

 

 

さて、ランサーズでWEBライティングの仕事を取るには、

募集中の案件への「提案」が必要です。

 

ランサーズの案件は、募集が開始された後

複数のランサーが提案を行います。

 

ライバルたちがひしめく中で、自分の提案が

採用されるためには提案文の工夫が大切です。

 

 

ランサーズの画面上では、提案する時に

提案文のサンプルが表示されますが、

 

これをコピペして使っても、

他のランサーの提案に埋もれてしまうため

あまりおすすめしません。

 

(※サンプル例文が悪いというわけではなく、

ライバルのランサーと同じような提案文になってしまうのが

良くないということです。)

 

そこで今回は、提案文を書く時の

重要なポイントをまとめました。

 

 

なお、今回の内容を執筆するにあたり

私自身がこれまでにランサーズで提案してきた

全ての案件を見直したところ、

 

ライティング実績0からランサーズを始めて

最初の10件の提案のうち8件が採用されていました。

 

その後、実績を積んで「認定ランサー」というランクに

アップしてからは、12件の提案のうち11件が採用されています。

 

確率で表すと、

・認定ランサーになる前  → 提案した案件の8割が採用

・認定ランサーになった後 → 提案した案件の9割が採用

という結果でした。

 

つまり、始めたばかりの初心者の方でも

8割近くの確率で提案を採用してもらうことは可能です。

 

あくまでも私個人のデータにすぎませんので

「絶対に8割採用されます」と断言はできませんが、

 

少しでもこの数値に近づけて頂けるように

提案文のポイントをまとめました。

 

 

…と、前置きが長くなりましたが、

本題に入っていきましょう!

 

高確率で採用されるランサーズの提案文の書き方

ランサーズの案件には、大きく分けて3つのパターンがあります。

 

案件のパターンに合わせて提案文の書き方を変えることで、

高確率での受注が可能です。

 

(※ただし、今回お伝えする「3つの案件パターン」は、

あくまでも私の経験上、個人的に分類したものにすぎません。

 

ランサーズの画面上で「この案件はこのパターン」などと

表示されているわけではないため、ご注意ください!)

 

3つの案件パターンとは、以下のような分類です。

 

パターン① 提案の書き方が指定されている案件

パターン② 提案の書き方が指定されていない案件

パターン③ とにかくスピード重視の案件

 

以下では、それぞれのパターンに対する

おすすめの提案方法をご紹介します。

 

実際にランサーズで提案する時は、

どのパターンに当てはまるか案件かをチェックして

最適な提案文を用意いただくのがおすすめです。

 

パターン① 提案の書き方が指定されている案件

「提案の書き方が指定されている案件」は、ランサーズで最もよく見かけるパターンです。案件の説明の中に、"提案する時は○○○と○○○についてお知らせください"などの指定が書かれています。

 

このパターンの案件では、指定に沿った内容を分かりやすく書いて提案することが重要です。おすすめの提案文の型を以下に記載します。

 

【パターン①に対する提案文の型】

 

○○○様(←相手のアカウント名や担当者名)

 

はじめまして。

このたび××××の案件に応募させていただく

●●と申します。(←丁寧なあいさつは重要!)

 

早速ではございますが、必要事項についての

回答を記載させていただきます。

(↑パターン①の場合は余計な前置きは省き、なるべく早くクライアントが指定する項目への回答を記載するのが良い。相手の希望の形式に合わせる。)

===========

項目1 ~~について

~~については、~~~~です。(←質問への回答を簡潔に書く)

私は●●のため、●●できます。(←回答の根拠となる内容を書ければ、なお良い)

 

項目2 ~~について

~~については、~~~~です。(←質問への回答を簡潔に書く)

●●のため、●●が可能です。(←回答の根拠となる内容を書ければ、なお良い)

 

(同様に、必要な項目すべてに回答。項目としてよくあるものは、納品可能な記事数や特定のジャンルに関する経験の有無、ライティング実績など。)

===========

その他、追加で必要な情報などがございましたら

お知らせいただければ幸いです。

(↑万が一、回答内容に不足点があった場合に備えてフォローを入れておく)

 

よろしくお願いいたします。

(↑終わりのあいさつ。ここで、一言自分の熱意が伝わるような言葉が書けるとなお良い。)

 

パターン② 提案の書き方が指定されていない案件

「提案の書き方が指定されていない案件」も、そこそこよく見かけます。

 

このパターンの案件では、クライアントが特に重視していることが何なのかを読み取った上で、適切な提案をすることが大切です。書き方が指定されていない分、パターン①よりも提案文を作るのが難しくなっています。

 

まずは、案件の説明文をしっかり読み込んで、クライアントが重視しているポイントを自分なりに整理しましょう。多くのクライアントが気にしているのは以下のようなポイントです。

 

【多くのクライアントが重視するポイント】

・案件のジャンルに対しての知識や経験があるかどうか(美容、金融、不動産など…)

・WEBライティングの経験があるかどうか

・納期や納品記事数をきちんとクリアできるかどうか

・どのくらいの頻度で連絡が取れるか

・コピペをしないなどのルールを守れるか  など…

 

案件の内容をしっかり読み込んで、クライアントが重視していることや特に気にしていることを整理したら、以下の型に沿って提案文を書きましょう。

 

【パターン②に対する提案文の型】

 

○○○様(←相手のアカウント名や担当者名)

 

はじめまして。

このたび××××の案件に応募させていただく

●●と申します。(←丁寧なあいさつは重要!)

 

今回の案件では▲▲▲や△△△を重視されているとのことで、

ぜひ御社のお力になれれば幸いです。

(↑パターン②の場合は、まず最初に「私はこの案件で重要なポイントが分かっていますよ」ということを、簡潔にアピールするのが有効。)

 

以下に、必要情報をご連絡させていただきます。

(以下、クライアントが重視していると思われるポイントについて、回答を書いていく。)

===========

・~~について

~~については、~~~~です。(←要点を簡潔に書く)

私は●●のため、●●できます。(←回答の根拠となる内容を書ければ、なお良い)

 

・~~について

~~については、~~~~です。(←要点を簡潔に書く)

●●のため、●●が可能です。(←回答の根拠となる内容を書ければ、なお良い)

 

(重要そうな項目すべてに回答。逆に、クライアントが求めていなさそうな情報はカットして、無駄を省く。)

===========

その他、追加で必要な情報などがございましたら

お知らせいただければ幸いです。

(↑万が一、回答内容に不足点があった場合に備えてフォローを入れておく)

 

よろしくお願いいたします。

(↑終わりのあいさつ。ここで、一言自分の熱意が伝わるような言葉が書けるとなお良い。)

  

パターン③ とにかくスピード重視の案件

最後のパターン、「とにかくスピード重視の案件」はあまり見かけませんが、クオリティよりもスピードを重視している案件は初心者の方でも採用されるケースがあります。ただし、副業WEBライターの方などで、本業が忙しく納品のスピードに自信がない場合は、無理におすすめしません。

 

このパターンの案件では、とにかく簡潔な提案が有効です。

 

以下の型に沿って、必要最低限の提案文を書きましょう。スピード命です!

 

【パターン③に対する提案文の型】

 

○○○様(←相手のアカウント名や担当者名)

 

はじめまして。

このたび××××の案件に応募させていただく

●●と申します。(←丁寧なあいさつは重要!)

 

今回の案件はお急ぎとのことで、

最速で●●日までの納品が可能です。

(↑パターン③の場合は、とにかく納品スピードをアピールするのが有効。条件が合えば提案した後、即座に受注できるケースも多い。)

 

私は◎◎◎のため、今回の案件でぜひお力になれればと思います。

(↑納品スピード以外で、アピールできるポイントがあれば入れておく)

 

その他、追加で必要な情報などがございましたら

お知らせいただければ幸いです。

(↑万が一、回答内容に不足点があった場合に備えてフォローを入れておく)

 

よろしくお願いいたします。

(↑終わりのあいさつ。ここで、一言自分の熱意が伝わるような言葉が書けるとなお良い。)

 

①、②、③全パターンに共通する重要ポイント 

最後に、全てのパターンに共通する重要ポイントをまとめてご紹介します。

 

 ・提案文の文字数は短いもので200文字、長いもので1000文字程度あればOK。私の経験では、400文字~500文字程度の提案文で採用されています。

 

・提案文での誤字脱字は絶対NG!誤字脱字があると、執筆前からクライアントを不安にさせてしまいます>< 送信前に今一度チェックしましょう。

 

・顔文字などは使用しない。フォーマルに提案する。

 

・案件の提案数が0~4件程度のものを狙う。(経験上、5番目以降に提案した場合、先に提案したランサーが採用になるケースが多かったです。)

 

・初心者の場合、実績数が少ないことや、ランサーズを始めたばかりであることを冒頭にしっかり伝える。「実績はまだ無いが、しっかり仕事をする」という姿勢をアピールすることが大切。

 

・実績がない場合は、自分でテーマを決めて書いた2,000文字~3,000文字の原稿(ワード形式のファイルが一般的)を用意しておいて、そのデータを送って実力をチェックしてもらう。自分が狙う案件のジャンルの記事を2~3パターン用意しておくとベスト。

 

これらのポイントを押さえて、良さそうな案件には積極的に提案をしていきましょう!

 

なお、良い案件の見つけ方は、前回の講義(5コマ目)の内容を参考にしてください。

 

 

今回の講義はここまでとなります。

 

ぜひ、ランサーズで提案をするときの

参考にしていただければ幸いです!

 

もし今回の方法で提案をしても

なかなか採用されないという場合には、

原因を突き止めて改善する必要があります。

 

「上手くいかない!」という方は

お気軽にコメントください。

 

改善点を見つけるための

ヒントを一緒に見つけていけたらと思います。 

 

 

次回、7コマ目のテーマは

 

「2,000文字の記事を1本書いてみよう」

 

を予定しています。

 

 

これまでの講義は、WEBライティングの案件の

獲得方法が中心でしたが、

 

次回からはWEBライティング案件で

実際に記事を書くための内容です。

 

 

特に、ライティング実績が全くない方の場合、

提案の時に提出できるサンプル文章を

作っておくことをおすすめします

 

次回の内容を参考にしてサンプルの文章を用意すれば

提案の採用率を高めることが可能です。

 

WEBライターとして記事を書くスキルを

少しずつ身に付けていきましょう。

 

それでは、また次回!